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古着の採寸のしかた|平置きで正しく測るコツと部位ごとの測り方

更新日:2026年10月12日 文:PataPata

古着は、タグに書かれたサイズより実際に測った寸法(実寸)のほうがずっと頼りになります。この記事では、服を平らに置いて測る「平置き」での採寸のしかたを、部位ごとにまとめました。出品するときはもちろん、買う前に手持ちの服を測っておくときにも使えます。

用意するもの

測る前の準備

  1. ボタンやファスナーを閉じる:開いたままだと、身幅やウエストが広がって大きめの数字になります。
  2. 表を上にして、左右をそろえて置く:脇の縫い目や袖の位置が、左右でずれないようにします。
  3. シワを手で伸ばす(引っ張らない):シワがあると数字が小さくなりますが、引っ張ると今度は大きくなります。手のひらでなでて、平らにするくらいがちょうどいいです。
  4. メジャーはまっすぐ当てる:服のカーブに沿わせず、2点の間をまっすぐ測ります。

トップスの測り方

肩幅身幅着丈袖丈
トップス(Tシャツ・スウェット・シャツなど)の主な採寸位置

着丈(きたけ)

服の縦の長さです。肩の一番高いところ(首の付け根の横)から、裾までをまっすぐ測ります。

着丈は、測り始めの位置がお店によって違います

「後ろ身頃の、襟の付け根の中心から裾まで」で測るお店も多くあります。この2つでは、1〜3cmほど数字が変わることがあります。出品するときは、どこから測ったかを書いておくと親切です。

身幅(みはば)

服の横幅です。左右の脇の下の縫い目を結んだ直線を測ります。見た目の大きさに一番影響する数字です。

「バスト」や「胸囲」と書かれている場合は、ぐるっと一周の長さのことが多く、平置きの身幅のおよそ2倍になります。

肩幅(かたはば)

左右の肩の縫い目から縫い目までを測ります。肩の縫い目が腕のほうに下がっている「ドロップショルダー」の服は、肩幅が大きく出ます。そのぶん袖が短めに作られていることが多いので、肩幅と袖丈はセットで見るのがおすすめです。

袖丈(そでたけ)

肩の縫い目から袖口までを、袖の上側に沿って測ります。

肩の縫い目がない「ラグラン袖」は、肩幅と袖丈が測れません。その場合は、後ろ襟の中心から、肩を通って袖口までの長さである「裄丈(ゆきたけ)」を測ります。裄丈は、肩幅の半分と袖丈を足した長さとほぼ同じです。

パンツの測り方

ウエスト股上ワタリ股下裾幅
パンツ(ジーンズ・スラックスなど)の主な採寸位置

ウエスト

ボタンを閉じた状態で、ウエストの端から端までを平置きで測ります。この数字を2倍すると、ぐるっと一周のおおよその長さになります。

「平置き」か「一周」かを必ず確認

出品文の「ウエスト42cm」が平置きなのか一周なのかで、大きさはまったく違います。「ウエスト76cm」「ウエスト84cm」のように70〜80cm台の数字は、一周の値であることが多いです。

股上(またがみ)

股の縫い目が交わるところから、ウエストの上端までを測ります。深いとゆったり、浅いとすっきりした履き心地になります。

股下(またした)

股の縫い目が交わるところから、裾までを内側の縫い目に沿って測ります。裾上げで短くできるのは、この股下です。

ワタリ

太ももの一番太いところの幅です。股の付け根の高さで、片脚の端から端までを測ります。付け根から数cm下で測るお店もあり、その場合は少し小さめの数字になります。

裾幅(すそはば)

裾の端から端までを、片脚ぶん測ります。

誤差はどれくらい出る?

同じ服を同じ人が測っても、1〜2cmくらいの差は普通に出ます。特に、次のような服は数字がぶれやすいです。

気になるときは、一度服を置き直してもう一度測り、2回の平均をとると安定します。

測った寸法の使い方

買う前:手持ちの服を測っておく

一番役に立つのは、自分にちょうどいい手持ちの服を、この記事と同じ方法で測っておくことです。気になる古着の実寸と並べれば、「身幅は3cm広くて、着丈は同じくらい」のように、届く前に着たときの感じがつかめます。

手持ちの服と、実寸で比べてみる

測った手持ちの服を登録しておけば、気になる古着の出品文を貼り付けるだけで、差を図で確認できます。登録したデータは端末の外に送信されません。

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出品するとき:数字を写真でも見せる

出品文に寸法を書くだけでなく、服の写真に寸法を書き込んだ「採寸図」があると、買う人がひと目でわかります。どこを測ったかが伝わるので、「どこから測った数字ですか?」という質問も減らせます。

測った寸法を、採寸図の画像にする

寸法を入れるだけで、出品写真にそのまま使える採寸図を作れます。自分で撮った服の写真に、寸法の線を重ねることもできます。

採寸図をつくる

この記事を書いた人:PataPata(古着好き。古着のサイズ選びに役立つツール「古着スンポウ」を運営しています)