アメリカ古着・ユーロ古着・日本の古着でサイズはどう違う?|同じ「M」でも違う理由
古着屋やフリマアプリで「M」と書かれていても、アメリカ古着、ユーロ古着、日本の古着では、大きさがかなり違います。この記事では、国ごとのサイズ表記の違いと、古着ならではの注意点をまとめました。
まずは早見表:同じMでもこれだけ違う
メンズのトップスについて、一般的に使われているサイズのおおよその対応をまとめました。
| 表記の種類 | S | M | L |
|---|---|---|---|
| アメリカ・イギリス(胸囲のインチ) | 36 | 38 | 40 |
| ヨーロッパの数字表記(ドイツ・イタリアなど) | 46 | 48 | 50 |
| 日本のサイズにすると | M前後 | L前後 | LL前後 |
※メンズトップスの一般的な目安です。ブランドや年代、服の種類によって大きく異なります。
ポイントは、海外のMは、日本のLくらいにあたることが多いということです。日本の感覚で「いつもMだから」と海外表記のMを選ぶと、大きく感じやすくなります。
レディースはさらに複雑で、同じMでも、アメリカでは「8」、イギリスでは「12」、フランスでは「40」、イタリアでは「44」のように、国によってまったく違う数字で書かれることがあります。
アメリカ古着のサイズ
基本はゆったり大きめ
アメリカの服は、もともと日本の服より大きめに作られています。表記がMでも、日本のLに近いと考えておくと失敗が少なくなります。
インチ表記に慣れておく
アメリカ古着では、数字がインチ(1インチ=約2.54cm)で書かれていることがよくあります。
- ジャケットやコートの「38」「40」:多くは胸囲のインチです。38なら胸囲約97cmの人向け、という意味です。
- ジーンズの「W32 L30」:Wはウエスト、Lは股下(レングス)のインチです。W32は、一周約81cmのウエスト向けを表します。
ジーンズは「表記と実寸が違う」前提で
古いジーンズは、表記のW・Lと実寸がずれていることがよくあります。洗っていない状態で売られていたジーンズ(生地を縮める加工がされていないもの)は、洗濯でウエストが数cm、丈も同じくらいかそれ以上縮むことがあり、前の持ち主がどれくらい洗ったかで今の寸法が変わるからです。ジーンズは必ず実寸で確認しましょう。
年代によってシルエットが違う
同じアメリカ古着でも、年代やブランドによって形が違います。たとえば90年代の服は、身幅が広く、ゆったりしたシルエットのものが多いと言われます。表記のサイズが同じでも、年代が違えば大きさの印象は変わります。
ユーロ古着のサイズ
数字で書かれることが多い
ヨーロッパの服は、S・M・Lではなく、「46」「48」「50」のような数字で書かれることがよくあります。メンズのトップスなら、48がMくらいが一般的な目安です。
国によって数字の意味がずれる
同じヨーロッパでも、国によって基準が違います。たとえばメンズのMは、イタリアやドイツでは48ですが、フランスでは42前後で書かれることがあります。数字だけを見て「いつもと同じ」と判断しないのが大切です。
軍物やワークウェアは独自の表記も
ユーロ古着で人気のミリタリーウェアやワークウェアは、身長や胸囲などを組み合わせた独自の表記になっていることがあります。表記から大きさを読み取るのは難しいので、実寸で確認するのが一番確実です。
日本の古着のサイズ
日本の服は、日本人の体型に合わせて作られているので、同じMでも海外の服よりコンパクトです。海外の古着と比べると、身幅や袖丈が短めのことが多いです。
- S・M・L:一般的な表記です。
- 1・2・3:S・M・Lのかわりに数字を使うブランドもあります。1がS、2がM、3がLくらいのことが多いですが、ブランドによって違います。
- 号(レディース):9号がM、11号がLくらいの目安です。
結局、どうやって選べばいい?
ここまで見てきたように、国ごとの換算はあくまで目安です。同じ国でもブランドや年代で違い、古着なら縮みやお直しまで加わります。だからこそ、古着のサイズ選びではタグの表記を換算するより、実寸を手持ちの服と比べるのが一番確実です。
- 自分にちょうどいい手持ちの服を1枚決めて、実寸を測っておく(測り方は古着の採寸のしかたへ)
- 気になる古着の実寸と比べる
- 表記のサイズは「だいたいこのくらい」と、候補をしぼる時だけに使う